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目線を変える|どうすれば売上があがるのか?
セミナー受講者から受ける質問でよくあるのが、
「どうしたら売上が上がりますか?」
残念ながら、この質問を他人や自問しているうちは
売上アップは難しいです。
今回は、この理由についてお話します。1.その質問はどっちの目線ですか?
戦略や戦術を考えるときに、
・どうしたら売上があがるのか?
・どうしたら商品を買ってもらえるのか?
・どうしたらプラスメニューを選んでもらえるのか?
などと思いを巡らせていませんか?
実は、これって売り手側の目線なんです。
例えば、
あなたが服を買おうと思ってお店に入ったときに、
いきなり店員さんが「何かお探しですか?」って
声をかけてきたら、警戒しませんか。
条件反射的に「いやいや、見てるだけやし・・・」って
心の中でつぶやきたくなりませんか。
人は売り込まれるのが好きではありません。
最近はあまり見なくなりましたが、
玄関先に貼ってある「セールスお断り!」
シールなんかは典型的にこの心境を表してますよね。
サロンの経営や売上のためにも、
この人間心理は無視できません。2.正しい目線って何?
では、一体どんな質問が正解なのか。
その前に、改めて冒頭の質問を見てみましょう!
・どうしたら売上があがるのか?
・どうしたら商品を買ってもらえるのか?
・どうしたらプラスメニューを選んでもらえるのか?
それぞれの文章には主語がありませんが、
あえて主語をいれてみると・・・
・(私は)どうしたら売上があがるのか?
・(私は)どうしたら商品を買ってもらえるのか?
・(私は)どうしたらプラスメニューを選んでもらえるのか?
と、すべて(私は)と売り手側目線になっているのが
明確ですね。
ここで考えたい、正しい目線とは
「買い手側(お客さま)」目線です。
買い手側目線で考えるための質問としては、
・(お客さまは)どうしたらお金を使いたくなるのか?
・(お客さまは)どうしたら商品を買いたくなるのか?
・(お客さまは)どうしたらプラスメニューを選びたくなるのか?
こんな質問で、戦略を考えると全く違うアプローチに
なりませんか。3.まとめ
今日は、誰もが持っている人間心理
「売り込まれるのは好きではない」
について、お伝えしました。
この心理を理解し、買い手側目線を養うこと、
ようするに、お客さまから「買わして」という状態に
することで、ストレスなくサロンの売上が上がり、
安定経営が可能になります。2018.3.19
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口角を上げるだけで元気に幸せになれる!!
「いつも硬い話ばかりで、しんどいよー」
というご意見もあり・・・(汗
今日は、柔らかめでまいります。
とは言いながら、
お伝えする内容はサロンの売上にも影響がありますので、
ぜひ、参考にしてみてください。1.口角を上げるといいことずくめ
「口角を上げる」と脳内にセロトニンやオキシトシンといった
ホルモンが分泌されて、元気に幸せになれることはご存知でしたか?
それぞれのホルモンの効果は?
【セロトニン】
・ストレスに強くなる
・欲求不満にならない
・毎日快眠できる
・朝から身体が活性化する
・若々しく綺麗になる
・冷え性を解消する
【オキシトシン】
・幸せな気分になれる
・脳と心が癒やされ、ストレスが和らぐ
・不安や恐怖心が和らぐ
・周りの人への信頼感アップ
・人と関わりたくなる意欲が増す
・学習意欲と記憶力が向上する
などがあり、いいことずくめですね!2.さらなる相乗効果
さらに、口角が上がっている人は周りに対しても、
・明るい印象を与える
・通常でも笑顔にみえる
・活発に見える
など、プラスの印象を与える効果もあります。3.まとめ
いかかでしたか?
口角を上げることで得られる効果とさらなる相乗効果!
ぜひ、一度ためしてみてください
しかも、これって全く費用がかからない、財布にやさしい方法です。
ただし、リスクがあります。
それは何かというと、
普段使わない筋肉を使うので顔面が筋肉痛になる場合があります(笑
無理のないところからはじめてみませんか!!2018.3.12
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ストップ!技術者思考のメニュー作り
前回、思いつきのメニューの怖さをお伝えしました。
まだ読めてないよって場合は、こちらから
↓ ↓ ↓
危険です!思いつきのメニュー作り
今日は、売れるメニュー作りを掘り下げてみましょう。1.どうすれば売れるメニューができるのか?
このブログをいつも見ていただいてるあなたに、
特別にお教えします。
「もったいぶるな」ってお叱りを受けそうですね(笑
では、いきますよ〜
売れるメニュー作りは、
まず「ターゲットを絞ること」が重要です。
マーケティングの基礎ですが、
ターゲットを絞り、そこに焦点を当てます。
リサーチをして、お客さまの動向、市場の動きなど
今まで意識したことのない部分に目を向けるのです。
・ターゲットは何を必要としているのか?
そこに直球勝負で、メニューを打ち出します。
そう、くり返しになりますが
「わたしたちが売りたいものではなく」
・お客さまが買いたいものは何?
・お客さまは何を求めているのか?
・お客さまはどんなメニューならやってみたいのか?
自分軸ではなく、顧客軸で考えましょう。
それから、価値と価格のバランスが大事です。
どれだけ素晴らしいメニューでも、
価格とのバランスがずれていると売れません。
このような観点で作り上げたメニューは
長中期的に売れることになります。2.技術者思考のメニュー作りは止めませんか?
多くの理容師さんは、メニューを盛りがちです(笑
私自身も以前「てんこ盛り」メニューを作っていました。
今では、それが安すぎたと感じていて、
どうやってなくすか悩んでいます。
10年前は4500円メニューにフェイスクレンジング、
頭皮マッサージ、耳掃除まで!!
なかなかの盛りようでしょう(笑
さすがに、今はなくなりましたが残骸は残っています。
当時は、お得感で売れていました。
しかし時代は流れ、
今ではお客さまは価値を求めるようになり
「自分がどうなるのか」
がイメージできないと売れません。3.まとめ
良いものは売れるが、安いだけでは売れない。
良いだけでも売れない。
そんな消費者思考に変化していることを
しっかりと認識してください。
だからこそ、メニュー作りはしっかりと
戦略に合わせて作りましょう!
中長期で売れるメニューがあれば、
安定経営が可能になります。2018.3.5
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危険です!思いつきのメニュー作り
メニュー作りには根拠が必要です。
・なぜ、このメニューを作ろうと思ったのでしょう?
・どうして、そのメニューをお客様に提案しようと思ったのでしょうか?
などなど
メニュー作りで大切なことについて考えてみましょう。1.売れるメニューは何?
それが分かれば苦労はしないのですが・・・
多くの場合、メニューを考えるにあたって
売り手側が「売りたいモノ」という思考になってしまっています。
実はこのアプローチは、買い手側の思いが不在になっていて
新たに提案したけれど、結果受け入れてもらえないということになります。
重要なのは、買い手側(お客様)が買いたいと思うようなメニューを
作ることです。
メニュー作りの際に、心がけてほしいのは、
このメニューはどんなお客様が買いたいと思うのか? を前提に考えることです。
メニューを提案する上で、「安いから買って!」「お得だから!」
というアプローチでは、売れない時代になっています。
このことは、あなたもすでに感じていることでしょう。
しかも、価格設定を低くすることで経営が圧迫されます。
逆に高くすれば売れるのか?
そうではありません。
多少のお得感は必要ですが、次の戦略につながらなければ意味がないのです。
だからこそ、メニュー作りは諸刃の剣になりかねません。
しっかり考えましょう。2.断捨離はメニュー作りにも有効
メニューの分析はされてますか?
・売れるメニューと売れないメニューは何?
・原価割れしているメニューはないか?
もし、月に1人しか選ばないメニューがあるとしたら
・それは、紹介できていないだけなのか?
・それともターゲットを間違っているのか?
など、細かい分析が必要です。
あなたのサロンに合わないメニュー、売れないメニューを分析し断捨離しましょう。
もちろん、すべてを捨てるのではなく見極めが大事です。
今後の展開によっては、残しておくものもあるかもしれません。
それから、男性はたくさんメニューがあっても悩んでしまいます。
シンプルにわかりやすくを心がけましょう。3.まとめ
理容業界には数字アレルギーの方が少なくないですが、
「分析」と聞くと固まってしまいがちですが、
お客さまが「買いたい!」と思うメニューを作ると後は自動的に
売れることになりますので、ぜひ分析してみてください。
さらに、分析の副産物として「見えないものが見えるように」なります。
そうなると思いもよらないところで売上につながることも出てきます。
まるで宝探しですね!
しっかり楽しみましょう!!2018.2.26
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メニュー作りに欠かせない◯◯とは?!
メニュー作りをはじめ物事を実行するときに欠かせない
行動の順番があります。
それは、PDCAサイクルです。
意識の高いあなたは、
「なんだPDCAなら、もう知ってるよ!」と
思っているかも知れませんが・・・
今回は、PDCAサイクルをメニュー作りに応用する方法を
お伝えします。1.忘れがちな「A(改善)」
念のためここで、PDCAについて復習しておきましょう。※PDCAサイクル(PDCA cycle、plan-do-check-act cycle)は、
事業活動における生産管理や品質管理などの管理業務を円滑に進める手法の一つ。
Plan(計画)→ Do(実行)→ Check(評価)→ Act(改善)の
4段階を繰り返すことによって、業務を継続的に改善する。
1.Plan(計画):従来の実績や将来の予測などをもとにして業務計画を作成する。
2.Do(実行):計画に沿って業務を行う。
3.Check(評価):業務の実施が計画に沿っているかどうかを評価する。
4.Act(改善):実施が計画に沿っていない部分を調べて改善をする。
(出典:wikipedia https://goo.gl/1ihHpx)
何か、新しいメニューを作る場合、 このサイクルを使うと非常に有効なんですが、
・メニューを考える(計画)
↓
・手技の練習、告知、顧客への施術(実行)
↓
・月末に成果を確認する(評価)
ここまでで、終わってませんか?
結果の善し悪しに関わらず、A(改善)が必要です。
多くの場合、結果が良ければ「良かったね」で終わってしまい、
悪かったときに「なぜダメだったのか?」と振り返って原因を
追求しない傾向があります。
あるサロンさんで、結果が悪かったにも関わらず、
まったく原因を求めないケースをみてびっくりしたことがあります。2.結果に関わらず、原因ありき!
行動結果をみて、何が良かったのか?
なぜ悪い結果になったのか?
を必ず見極めて、いずれの場合も改善するように心がけましょう。
結果が良かった場合
・ターゲットの絞り込みはどうなっていたか?
・今後、メニューを広げるときに、価格帯はどの様に上げられるのか?
など、
その時点で改善できることはないかを意識するようにしてください。
どんなに、良いメニューを作ったとしても、いつか必ず顧客は飽きてしまいます。
良いメニューだからこそ、改善し新しい顧客層へアプローチできるよう
PDCAサイクルを回すことが大事です。
結果が悪かった場合
・ターゲットは絞れていたのか?
・アプローチの仕方は良かったのか?
・どこがダメでどこが良かったのか?
など、まだまだありますが・・・
必ず、調査・分析が必要です。
ダメだったから、もうそのメニューはしないのではなく、
検証し改善点を探ることが大切です。3.まとめ
多くの方が、PDCまではできていると思います。
あと少し、A(改善)まで進めることで、
もっと色んな事柄が見えてくるのです。
あと一歩、足を進めるよう意識しましょう!2018.2.19
理容室の皆様!今がチャンスです!
バーバーズナビに、出来ること
- 今自分が何をすべきか?確信が持てるようになります。
- サロンを着実に成長させる秘密がわかります。
- 経営者を惑わす、大量の情報に振り回されることがなくなります。
- 少ない時間でより大きな成果が出せるようになります。
- 継続的に売上が伸びるシステムを構築できます。
- 再来店率が上がり、失客の心配がなくなります。